人から褒められたのになぜモヤモヤするんだろう?
褒められると、なぜか否定してしまう
誰かから、
「すごいですね」
「よく頑張っていますね」
「その服、似合っていますね」
と言われた時、
あなたは何と答えていますか。
例えば、会議で発表がうまくいって、
「今日の説明、すごく分かりやすかったよ」
と言われた時。
久しぶりに会った友人に、
「相変わらず綺麗だね」
と言われた時。
子育て中に、ママ友から、
「ちゃんと向き合ってて偉いね」
と言われた時。
褒められた瞬間、嬉しさよりも先に、
居心地の悪さや、
そわそわした気持ちが
湧いてくることもあるかもしれません。
そんな時、
心のどこかで
「いえいえ、そんなことないです」
「私なんて全然ですよ」
と、反射的に打ち消してしまうことはありませんか。
素直に「ありがとう」と言えず、
つい謙遜しすぎたり、
話をそらしてしまったり、
笑ってごまかしてしまったり。
謙虚に答えているつもりでも、
心の奥では、
「私が褒められるはずがない」
「そんなふうに思ってもらえるほど、
私は立派ではない」
「お世辞に決まってる」
「嫌味かな?」
と感じていることがあります。
なぜ素直に受け取れないのか
これは、自己肯定感が下がっている時に
起こりやすい反応の一つです。
相手は本気で褒めてくれているのに、
自己肯定感が低くなっていると、
人から褒められた言葉が素直に受け取れないんです。
言いたいことがあっても、
その場では飲み込んでしまう。
本当は嫌なのに、
頼まれると断れない。
そんな方ほど、
褒め言葉を受け取ることにも、
同じように苦手意識を
持っていることが多いんですよ。
これは、あなたの性格が悪いわけでも、
ひねくれているわけでもありません。
小さい頃、
褒められる機会が少なかったり、
「調子に乗るな」
「謙遜しなさい」
と言われて育った経験があると、
潜在意識の中に、
「褒められることは危険だ」
「自分を認めてはいけない」
という思い込みが、
知らないうちに刻まれてしまうことがあるんです。
例えば、兄弟姉妹と比べられて育った方や、
「あなたはまだまだね」
と言われ続けてきた方は、
大人になってからも、
無意識に自分を低く見積もる癖が
ついていることがあります。
職場で人の顔色をうかがいながら仕事をしたり、
頼まれごとを断れずに引き受けてしまったりするのも、
根っこにある思い込みは同じです。
自分の気持ちよりも、
相手にどう思われるかを
優先してしまう。
そうした積み重ねが、
褒め言葉さえも素直に受け取れない状態を
作っていることがあるんです。
その結果、人との会話の中で、
自分の意見よりも相手の反応を優先してしまい、
本音がだんだん分からなくなっていくこともあります。
その思い込みは、
頭で「そんなことない」とわかっていても、
心や体の反応として、
無意識に出てきてしまうものなんですね。
できなかったことばかり集めてしまう心のクセ
それなのに、
注意された言葉や否定された言葉だけは、
いつまでも心に残ってしまいます。
すると、
できたことや褒められたことは忘れて、
できなかったことばかりを集めて、
「やっぱり私はダメなんだ」
という思いを強くしてしまうのです。
SNSで誰かの華やかな投稿を見て、
「それに比べて私は」
と落ち込んでしまったり。
仕事の評価で一つだけ指摘されたことが、
何日も頭から離れなかったり。
そんな経験がある方も
少なくないはずです。
誰かと自分を比べては落ち込んだり、
うまくいったことよりも、
失敗した一つのことばかり
思い出してしまったり。
そんな心のクセに、
心当たりがある方も
多いのではないでしょうか。
これは、脳が本能的に、
危険や失敗の情報を優先して
記憶しようとする働きによるものでもあります。
それは、あなたが弱いからではありません。
心が、無意識のうちに、
自分を守ろうとして
そうなっているだけなんです。
「ありがとうございます」から始めてみる
自己肯定感を上げるために、
無理に自信を持とうとしたり、
もっと頑張ったりする必要はありません。
まずは、誰かから褒められた時に、
「そんなことないです」
と打ち消す代わりに、
「ありがとうございます」
と、その言葉を受け取ってみてください。
それは、自慢することでも、
偉そうにすることでもありません。
まずは、
相手が見つけてくれた、
あなたの素敵なところを、
あなた自身も否定しないということです。
今日からできる小さな一歩として、
褒められた時に、
すぐに言葉を返そうとせず、
まず一呼吸置いてみてください。
そして心の中で、
「そう感じてくれたんだな」
と、相手の気持ちを
そのまま受け止めてみる。
それだけでも、
少しずつ受け取り方が
変わっていきますよ。
自己肯定感は、
今の自分を否定することをやめた時から、
少しずつ育っていきます。
あなたは誰かに褒められた時、
その言葉を素直に受け取れていますか?
そしてまずは自分が
毎日がんばっている自分を
褒めてあげてくださいね♪
言葉だけでは変わりにくい理由
こうして「ありがとうございます」と、
意識して言ってみることは、
とても大切な一歩です。
けれど、
長年心に刻まれてきた思い込みは、
言葉を唱えるだけでは、
なかなか変わりにくいこともあります。
それは、
その思い込みが、
意識ではなく潜在意識の領域に、
しっかりと根を張っているからなんです。
潜在意識は、これまでの人生の中で、
繰り返し積み重ねてきた経験によって
できあがっています。
ですから、
一朝一夕に書き換わるものではありません。
頭で「私は大丈夫」と思おうとしても、
潜在意識の奥では、
昔のままの思い込みが、
静かに働き続けていることがあります。
だからこそ、
一人で頑張って、
自分を変えようとしなくても大丈夫です。
あなたが悪いのではなく、
ただ、心の仕組みが
そうなっているだけなんですよ。
焦らず、
少しずつで大丈夫です。
まずはプチ体験セッションで、
悩みの原因と、
今の状況を、
一緒に整理できます。
あなたがこれまで一人で抱えてきた思いを、
丁寧にひも解いていくお手伝いができます。
一人で頑張り続けなくて大丈夫です。